ついにこの時が来てしまった。
抜く経緯
かかりつけの歯医者さんで、虫歯の治療を受けた際に指摘されました。
私の親知らずは上にしか生えておらず、つまり噛み合わさる下の歯がないので咀嚼の役割を全然していないと。
さらに、この親知らずがあるおかげで、手前のちゃんと咀嚼の働きをしている歯の歯磨きを邪魔しているということ。
なんならちょっと斜めに生えちゃってるので、歯並びにも影響出てくるかもよと。
咀嚼の役割を果たしていないし他の歯の健康を邪魔している、ということでしたので抜くことになりました。
抜く時
麻酔
塗る麻酔→針でブッ刺される麻酔→さらにパチパチとなにかされてた麻酔
とだいぶ丁寧に麻酔をかけてもらいました。
いざ抜歯
「はーい。じゃぁちょっと器具入りますよー。万が一痛かったら言ってくださいねー。」
めきょめきょきょっ!(頭蓋骨に響き渡る、歯を無理やり引き抜いた音)
あああぁぁぁっーーーーーー。
麻酔しているので、全然痛くはないんですけど、この音が恐いよね。
思わず身体がビィンとこわばりました。
「はい抜けました~」
時間にして3秒。
あっという間に抜けました!
音自体にはビビりましたが、まったく痛みもなく本当にあっという間でした!
抜歯後の注意
- うがい・口をゆすぐのは今日1日避ける(血が固まらなくなってしまうから)
- 激しい運動NG、お酒NG、熱い湯舟もNG(体温が上がると腫れやすくなるとか)
etc.
特に、この後1時間は絶対口をゆすがないでくださいと説明してもらったのに、
「はい、今日は終わりです~」と診察台を治された直後に早速口をゆすごうとしてしまいました。笑
習慣ってすごいね。
抜歯後 6時間以降
なんと!
痛みや腫れはまったくありません!!
ご飯も普通にもりもり食べられます。嬉しい。
寝る前に少しだけジクジクしてきたので、処方してもらったロキソニンを1回分飲んで寝ました。
翌朝も、痛みは全然なく。
けれど、にじみ出る血が止まりません。
流血ではないんだけれど、口の中がじんわり血の味がして、ぺっと唾を吐きだすと赤い……。
翌朝になってもこの血のにじみは止まりませんでした。
抜歯後 翌日以降の痛みや出血
血はにじまなくなりましたが、口の中がまだちょっと血の味が染み出ているような……。
痛みはないんですが、気持ちちょっと腫れたようなうずくような感じがしています。
まぁ、ぼっこり身体に穴が開いているわけですから、多少の違和感はしょうがないですよね。
しばらくしたらきっと治まることでしょう。
痛み止めを飲むほどではなく、5回分も処方してもらったロキソニンも4回分残ったままです。
親知らず抜歯の料金 1本分
- 1回目:抜歯処置とロキソニンの処方で約2,000円
- 2回目:抜歯後の翌日確認・消毒で約100円
でした。
2回目の確認では問題がないことを確認だけしてもらって終えたので、もし炎症など起きていて何かしら処置をしてもらったら金額は変わると思います。
実は数年前にも一度抜こうか迷った時があった
それはある日のこと。
突然、上顎~喉にかけて腫れぼったい痛みが生じたんです。
最初は違和感程度だったんですが、段々と腫れが強くなり我慢できずに歯医者さんへ。
「親知らずが生えてきているが、狭いところに無理くり生えてきているため炎症が起きている」とのことでした。
鏡で見せてもらいましたが、ちょこーんと白い先っちょが顔を覗かせています。
一旦、腫れを抑える薬と痛み止めを出してもらいました。
でも今後も生えてくる途中で同じような腫れが発生することがあるとか。
アドバイスされたのは、もし妊娠中にまた同じように腫れが出た場合、今回のような薬は飲めなくなるので痛みにただ耐えるだけになると。
だから、さっさと抜いてしまうのをおススメすると。
「けど、今抜くとしたらまだ全然生えきっていないので、歯茎を切り開いて親知らずを砕いて取り除く形になりますねー。」
いやあああぁぁぁぁぁ。
聞いただけで痛そうで恐い!!
しばらくは絶対妊娠する予定はないから、もう少し生えてくるの待ちます!!
ということでとりあえず様子見にしました。
けれど、その後腫れは一切起きることはなく。
順調に生え切ってくれたので放置していました。
あれから約5年後でしょうか。
その後も問題を起こさず順調に生えてくれていた親知らずでしたが。
冒頭の経緯の通り、ついに抜くこととなったのでした。
まとめ
そんな感じで、私の場合は痛みや腫れがほとんどないと言っていいほどあっさり終わりました。
ネットの他の体験談を読んでだいぶ身構えていたのですが、よかったよかった。
それもこれもきっと順調に生えきってくれていた親知らずのおかげ。(あと腕のいい歯医者さんのおかげ)
そう思うと、もう私の身体の一部でなくなったこの親知らずに、なんだか愛着が湧いてしまうのでした。
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