みなさま、実家に残してきたモノってありますか。
私は大学時代は外に出て、就職で一旦地元に戻り実家暮らしを再開しました。そこからまた家を出て暮らしていたものの、仕事の関係であちこち転々としていたのでどの家も「一時的な住まい」感が強く、ずっと「実家が本拠地」感が強くありました。
それもあってか、実家には結構な自分のモノが残っていて。
普段使うものは手元に置いておくけど、冠婚葬祭系やたまにしか使わないもの、思い出の品などは大体実家に保管。割と近くに住んでいたのもあって、必要になった都度取りにいくという生活をしばらく続けていました。
私自身が遠くの県に引っ越すことになり、引っ越しの際だいぶモノの整理をしたとはいえ、それでもやはりいくつか残っており。
去年、一念発起して片付けの年として色々なものを処分しました。
いくつかは記事にも残していますが、ここに書かれていないあれやこれやもたくさん。
本当に、長年ず〜〜〜〜っと家にあったものも、片付けできたな! な一年でした。
一度片付けモードになると、片付け感度が強まって「これはいる! これはいらない!」を瞬間的に判断できるようになる気がします。
よしよし、ようやくこのモノを溜め込む生活から脱却だな! 人生変わったな!
なんて思っていたのですが。
久々に実家に戻ってきて、押し入れとかにまだ残っている自分の荷物を見て、はぁどうしよう……となるのですよね。あんなに片付けをしたハズなのに、処分しきれなかったモノや、迷ってしまったモノなど。ちょこちょこ残っているんですよね〜。
ま〜だこんなにモノがあるんだ、と。
そうして、気づきました。
片付けモードがなくなっていて、片付け感度がもとに戻っている、と。
またこれらを片付けなきゃ、と思っただけでハードルが高い。心のエネルギーを使う。
またあの片付けモードにもっていくのもエネルギーがいる。
これが「片付けは一気に!」と言われる所以なのでしょうね。
かといって、本当にあれもこれも! としていたら、それこそ手放して後悔した、なんてこともあるでしょうし。
実際、私もプチ後悔したものってたくさんあります。
「入ってくるのを断つ!」と、受け取らずに置いてきて、後から後悔したりも。
けれどやっぱり、久々に実家の押し入れを開けて、そのモノを見た途端にため息ついちゃうのだから、使っていないのだから、仕舞い込んでいるモノなのだから、必要ないはず。
なのに、やっぱり「処分しよう」と動き出すのは、エネルギーがいる。
この、エネルギー取られるのが嫌で、もうモノは極力買わないようにしよう! 買うとしても、捨てる際に処分しやすいものにしよう! と心に決めて生活しています。
が、やっぱり生活の中でちょこちょことモノは増えていき。
必要に増えていくものもそうだし、あまりにも最近、「欲しいな」と思っても「モノを断つ!」のルールのもとでたくさんのものや事を我慢していることに気づき、もう少し自分を喜ばせるためにも、趣味のものを買ってもいいんじゃないかとモノを買い始めました。
けれども、これもまだちょうどいいところに落ち着いていません。
先日も、ペンをセット買いしましたが、本当にこれ買ってよかったのかな〜なんて。笑
最悪いらなくなったらなんでも捨てればいい! という考え方もありますが、地球環境を考えたら、なんでもボンボン捨てるわけにはいかないよね、と躊躇します。
なのでできる限り地球に還る系の自然なものを買うように心がけていますが、モノによってはどうしてもプラスチックだったり金属だったり土に還らないものが必要で。
そんなふうに悩みながら、永遠に買っては捨ててを繰り返していくのかな〜なんて。
コメント